広いダイニングを共用する2世帯住宅
友人を大勢呼んで料理でもてなせる家。家族がゆったりと、いっしょにくつろげる家。というのが建て主の要望でした。
また、家相を遵守することが求められ、吹き抜けが禁止されたので、階段を通して1階と2階のつながりが得られるように計画しています。
実家のお母様がいらっしゃる間は座敷のふすまを閉めれば、ダイニングを共有する2世帯住宅として機能します。そのためゲスト用に独立した浴室を用意しています。
余裕のある敷地環境を活かすように、1階は、南側の庭から北側隣家庭木の借景まで、のびやかに抜けの得られるよう、全て引き戸の間仕切りで構成し、2階は天井の高いファミリールームを中心に各部屋とも、贅沢に光と緑を取り込む空間となっています。
敷地内に残した樹木と周囲の樹木を借景として、林に囲まれたかのような環境を得ました。
外観、内部空間ともに、建主家族らしい、おおらかな雰囲気となるように心かけています。