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南台の家

変形の狭小敷地を使い尽くした家

 敷地は古い木造家屋の密集した住宅地に在り、決して広くはない三角形の平面と、接道する2面がともに狭隘道路であるため、道路斜線も大変に厳しい条件でした。
限られた面積の中で、常識的な住宅として快適な日常生活が過ごせる最低限の機能に加え、音楽を楽しむ個室と、敷地内に駐車スペースが必要とされました。さらに近接する周辺家屋からプライバシーの守られた、落ち着いて過ごせる内部空間を確保することも重要な課題でした。
 建物の形態は斜線制限をほぼ忠実に再現しています。設計の過程で、限られた空間を使い尽くすために検討を繰り返しましたが、三角形の敷地形状から生まれる不整形な平面と、斜線制限から生まれる傾斜した壁とを不自由無く利用できる用途は限られるため、各室の配置は必然的に定まって行きました。
 玄関へのアプローチ階段を支えるコンクリートの壁は、プライバシーを守る目隠しでありながら太陽光を導くリフレクタとしての役割を持ち、西向きのダイニングに午前中から明るさをもたらすとともに、地下室へ光を導く光庭を構成しています。
また狭隘道路の交差点に建ち、いつ通行する自動車に接触されても不思議のない環境に対しても、コンクリートの壁は視覚的にも安心感を提供しています。
 地下から最上階のロフトまでを貫く螺旋階段は、吹き抜けのように家全体をひとつの空間として結びつけ、また視野を遮らないことで伸びやかな内部空間を演出しています。
その一方で、上下階をつなげることで偏りがちになる熱環境に対しては、パネルヒーターで家全体をコントロールすることでバランスを保っています。

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市川の家

森に臨むコートハウス

 敷地は郊外の標準的な住宅地ですが、敷地の北側が保存緑地になっていて、人の立ち入らない雑木林が残っています。それを眺めながら静かに読書を楽しみたいというのが奥様の最初の要望でした。一方でご主人は料理を趣味としていて、友人を大勢呼んで中庭でバーベキューを楽しみたいというのが一番の希望でした。
 静かに緑陰を味わう場所と、賑やかに食を楽しむ場所という、一見相反する空間でありながら、リビングの床を80㎝ほど高くすることで、ダイニングスペースとは明確に区別されながらも二つの空間が緩やかにつながり、それぞれに自分の空間を損なうことなくお互いの雰囲気をも味わうことが出来ます。
 庭を使った遊びや、緑の風景など外部と積極的に交流を持つ家でありながらも、プライバシーを確保するために、道路側はあえて閉鎖的な表情として、中庭を囲むコートハウスの配置としました。そして、家のどこからでも北側の緑が見通せるプランとすることで、常に外を感じることの出来る開放感に満ちた住宅となっています。

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井の頭の家

距離感のある小さな家

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材木座の家

環境に呼応するビルドインガレージのある家

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